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  はじめに

  行動療育と日々の生活の中
  での教育的な関わり


  こどもの反応性を高める

  言葉の指導を始めるとき 1

  言葉の指導を始めるとき 2

  言葉の指導を進めるとき

  名詞や動詞を増やそう!

  抽象的な言葉や感情を表す
  言葉を伸ばそう!


  日常生活での声かけについて

  出来事を報告するスキル 1

  出来事を報告するスキル 2

  象徴遊びを練習する

  学んだ行動を使う環境作り

  できることを増やすという視点

  失敗してもチャンスを与えよう

  こどもの良い面に注目する

  こどもとの良好な関係を築く

  保護者もリフレッシュが大切

 






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 日々の生活の中での教育的な関わり

 こどもの反応性を高める


   療育の開始前や初期の段階では,こどもが呼びかけに反応し難いことがあります。名前を呼んだり,音を鳴らしても振り向かず,聞こえていないように振舞います。自閉症の傾向があったり,発達障害や知的障害が重いこどもに多いです。療育を進めながら日常生活でもまずはこどもの反応性を高めていく必要があります。他者からの働きかけに反応する(人の声,自身への声かけに選択的に注意を向ける),注意を切り替える力は大切なスキルです。

  ご家庭では,『声をかけられたら反応する』,『名前を呼ばれたら反応する』という経験を積んでいきます。三項随伴性で考えると『A:「○○くん」と名前が呼ばれる‐B:こどもが反応する(顔を向ける,何?と答える,反応して近づいてくる)‐C:ポジティブな結果』という随伴性を経験していきます。

  名前を呼ばれて反応しても,通常は際立ってポジティブな結果が得られるとは限りません。しかし,呼ばれて反応するという行動を学ぶ段階なので,こどもが喜ぶ結果が得られる状況を作っていきます。こどもが喜ぶ結果なら何でも良いです。

  例えば,こどもが高い高いを喜ぶなら,高い高いを数回してあげて,少し離れてこどもの名前を呼び,こどもが反応して近づいてきたら高い高いをしてあげます。こどもが見えるところから始め,こどもの後ろに回って名前を読んだり,隣の部屋から名前を読んだり,距離を離して名前を読んだりして,こどもが反応して近づいてきたらすぐに高い高いをして楽しませてあげます。くすぐったり,くるくる回したり,肩車をしたり,こどもが喜ぶ関わりを用いて楽しみながら進めていきます。

  名前を読んでも反応がなければ,大きめの声で名前を呼び,少し誘導してこどもの顔や体をこちらに向かせます。『名前を呼ばれても反応しない』というつながりをできるだけ無くしていかなければなりません。そのため,反応しやすい位置や声かけから始めて,確実に反応してもらうようにします。

  好きなおもちゃで遊んでいたら,パッと取って少し離れてこどもの名前を呼び,反応したら手渡して返してあげるなど,すこし意地悪ですが,反応を引き出す手段の1つです。

  関わりや遊びでこどもが喜ぶものが少なければ食べ物や飲み物を利用してあげてください。まずは近くから名前を読んでこどもが反応したら(振り向くなど)お菓子をあげて褒めてあげます。慣れて来たら少し離れたり,こどもが何かをしている時に声をかけて反応できたらお菓子や飲み物を少しあげて褒めたあげます。

  これらの日々の対応を通して,名前を呼ばれたら反応するという経験を積むことで,徐々に反応しやすくなってきます。反応しやすくなってきたら,少し離れたところで名前を読んでこどもが反応して近づいてきたらタッチをして褒めてあげる,公園で遊んでいる時に名前を呼んで振り向いたら笑顔で手を振ってあげる,などを日に数回意識して行います。特にこどもがテレビを見ている時,ご飯を食べている時,遊んでいる時など何かに注意が向いている時に不意に名前を読んで,こどもが反応できるようになることを目指して,機会を増やしてあげてください。

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