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【カウンセリングルーム/こども行動療育教室】 〒541-0041大阪市中央区北浜3丁目5-19 淀屋橋ホワイトビル5F TEL.06-6203-2410 |
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勉強ノート目次 |
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個別療育の進め方 | ||
![]() こどもの発達支援では,『可能な限り社会に適応した活動的な生活を送る』ことを目指して,保護者を中心に多くの専門家が様々な場面で教育的支援に当たります。知的能力障害や神経発達障害のあるこどもは成長していく中で様々な困難を示すことがあります。特別な支援が必要なくなることがあれば,生涯にわたり多職種による支援が必要になることがあります。 こども行動療育教室の療育では,『集団の中で学習する力をつける』,『教室以外でもこどもが学習できる力をつける』ということを目的としています。保育場面や学校,児童発達支援事業や放課後等デイサービス,家庭生活,習い事や集団活動,集団療育場面,スピーチセラピスト(ST)による指導など。 社会的学習や集団に適応する力がある程度付いてくると,個別の専門的な療育以外の緩やかな療育場面(集団療育や放課後デイなど)や社会生活(遊び場面や園生活など)を通して様々なことを学習し,成長することができます。そのためには,こどもができることを増やしていく必要があります(行動レパートリーの拡大)。社会的学習や集団適応の基礎となる力を身に着けていきます。(学習するために必要な力参照)。 保護者のスキルアップとしては,こどもの行動の見方や対応の仕方を身に着け,柔軟な考え方ができるようになることです。これは療育中や療育前後にこどもの気になることを保護者と話したり,アドバイスをする中で緩やかに養っていきます。 こどもが教室以外の場面でも学習する力が身に付き,保護者も柔軟に考えてこどもに対応できるようになったら,個別療育は一区切りと考えます。そのまま継続することも可能ですが,社会的学習の機会を増やしていくことが大切なので,集団活動ができるような場面や機関を勧めます。 そして月一回や不定期で日常の困りごとなどを相談する形に移行していけたら良いと考えています。 <<前の頁へ 次の頁へ>> 行動的支援勉強ノート 目次 参考図書 おすすめ図書 みどりトータルヘルス研究所 こども行動療育教室 みどりトータルヘルス研究所 カウンセリングルーム |
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