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  勉強ノート2 はじめに

  応用行動分析学(ABA)とは?

  行動は変わるということ

  障害特性と教育について


  叱責することのデメリット

 
 教育的支援の基本

  コラム.行動の見方と教育的支援

  注意力・集中力の問題

  習い事について

  物理的な環境調整や
  スケジュールについての考察


  刺激や活動を制限すること
  について

  何が誰にとって問題行動
  なのか?


  集団適応を阻害しやすい
  問題行動


  相手によって行動が変わる
  ことは悪いこと?


  進学、学校選びについて

  専門家の「少し様子を見ましょ
  う」というコメントについて


  専門家の「愛情不足」という
  コメントについて


  恐怖感や過敏な反応への対応

  コラム.自己刺激行動や過敏な
    反応について:疲れやスト
    レスとの関係


  切り替えの弱さへの支援

  渋々でも納得する力

  思いやりや人に親切にする
  行動について


  子育ての正解,不正解

  障害の受容について

  行動理論を理解してもらう


  行動的支援勉強ノートとABA
  にもとづいた支援について



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 行動的支援勉強ノート2 

 コラム:行動の見方と教育的支援


  応用行動分析学(ABA)では,個人と環境の相互作用として行動を捉えます。

  教育的支援も,社会に適応する行動を増やしていくことが目的なので,個人と環境の相互作用として行動を捉え支援を行っていきます。(基本的には三項随伴性の枠組み(A-B-C)で行動を捉えます)。

  『教育的支援の基本』で解説したように,教育的支援では,個人の能力を伸ばし,適切な行動が起こりやすいように環境を整えていきます。

  個人の能力を伸ばすための取り組みは,専門的な支援としては個別療育やSSTなどの小集団の療育が基本となります。日々の生活や園での経験を通しても様々な力をつけていきます。行動レパートリーの拡大を基本として,障害や個人特有の弱い点を克服していきます。個人の言語スキル,認知スキル,日常生活スキルなどが伸びてくると,適切な行動が増えてきます。

  環境面からの取り組みは,個人の持っている力を引き出し,適応的に行動できるように環境を整えていくことが基本となります。環境刺激は,物理的な環境,大人の対応,こども同士の関わりなどになります。視覚的支援やスケジュールの提示なども環境刺激と考えられます。療育などで獲得したスキルやすでに持っているスキルも使わなければできなくなってしまうことがあります。言葉で要求できるなら言葉で要求させる,挨拶ができるなら挨拶させる,我慢できるなら我慢させる,選択できるなら選択させる,最後まで課題ができるなら最後まで課題をさせる,など。持っている力を引き出してどんどん使う環境を整え,行動を習慣化させ,様々な場面で獲得している行動を使えるようにしていきます(般化)。

  そして,三項随伴性で行動を捉え,適応的な行動が起こりやすく,不適応な行動が起こりにくいように対応していきます。前向きに楽しく適応的な行動が行えるように,こどもの動機づけを高めていきます。楽しく活動を行ったり,上手くできたら認めてあげたり,クラスのこどもたちに認めてもらいやすいような取り組みを行うなど。

  個人の能力が伸びることによって環境に適応する行動が増えていき,環境を整えて適応的に行動する経験を積むことで個人の能力が伸びていきます。個人と環境の相互作用として行動を捉え,両方向からこどもの社会適応を伸ばすように取り組んでいきましょう。

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