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  二次障害

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  園や学校での支援 4


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  ルールを決めて,
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   コラム:ゲーム時間を管理する

  ルールを守ることと衝動性

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  :SST


  性格と問題行動 1

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  問題を解決する力を養う




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 軽度知的障害やその他の発達障害のあるこどもの支援

 いじめの問題


  知的障害が軽度であったり、高機能自閉症やアスペルガー症候群、ADHDのあるこどもの場合、知的障害が重度のこどもとは異なる問題が見られる可能性があります。

  1つは、学校でのいじめの問題です。障害が軽度であっても人との関わり方がいびつであったり、集団行動が上手くとれないことがあります。例えば、ゲームで負けた時に過度に怒ったり泣いたり、遊んでいる時にルールを守らなかったり、授業中廊下に飛び出したりすると、クラスメートの中にはそれをからかったり、注意したりするこどもがいるでしょう。そのからかいや注意に対して過度な反応を示すと、その反応を面白がってよりからかってくるこどもがいるかもしれません。

  こども本人の社会性を高める訓練は必要ですが、いじめに関する問題は学校側の理解と協力が不可欠になります。今は特別支援教育の研修が多く行われており、各学校にも特別支援コーディネーターの先生がいるので、知的障害や発達障害に関する理解も高まってきています。

  まず、こどもの苦手なことやトラブルの原因となる可能性のある行動特徴を学校側と共有し、トラブルを未然に防ぐようフォローしてもらわなければいけません。休み時間に集団遊びが難しかったり、トラブルが起こる可能性があるならば、上手く集団遊びができるようなフォローをしてもらう必要があります。担任や加配の先生、スクールサポーターなどの大学生などが遊びに加わり、全体で上手く遊べるように調整することで、本人が入っていても楽しく遊べるということを周りのこどもたちに経験してもらいます。そのような楽しく遊べる経験を増やし、大人のフォローを徐々に少なくしていき、こども達だけで集団で遊ぶことができるようにしていきます。
  また、知的障害や発達障害があっても少しフォローしてあげると友達と上手くかかわったり、遊びのルールを守ることができるこどもが多いので、遊びの中で少しの援助があるとトラブルが少なくなり、社会的スキルの向上にもつながります。

  このように、いじめのリスクの高い軽度の障害のあるこどもに対するいじめを未然に防ぐような取り組みは学校側が必ず行わなければいけないと考えますが、実際にいじめやからかいの標的となったり、学校側が特別な配慮をできないケースがあるかもしれません。その場合は、最低限こどもから目を離さないように、大人の目が届くようにしてもらう必要があります。加配の先生やスクールサポーターなどが活用できるならばついてもらい、休憩時間に教室にこどもがいるなら誰か大人が必ず教室にいるようにし、運動場で遊んでいるならば、定期的にトラブルが起こっていないか見てもらいましょう。いじめの問題はこどもの自尊心の低下や不登校、非行につながる可能性があるため、この程度のフォローは学校側に提案しても問題ないと思います。

  保護者の方は、いじめや学校でのトラブルの兆候を見逃さないように、こどもと会話する機会を日頃から習慣として持っておく必要があります。学校であった事や友達関係など日々話しておくことで、問題の兆候に気付きやすくなります。少しでもいじめの兆候が感じられたら、こどもと話し合い、学校側に協力してもらうように早めに働きかけましょう。





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