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 行動療育ケース ~こどものこころの発達・成長をサポート~

行動療育やコンサルテーションの方針に関しては、
   行動的支援勉強ノートをお読みください。



 よくある事例相談 Ⅰ 就学前の準備
全体的な発達の遅れが見られ、
小学校への就学の際にスムーズに学校生活に馴染めるかが心配
指示された通りに行動すること、椅子に座って課題に取り組むといった学習準備行動、名前を書くこと、数の概念など、学校生活を開始する上で必要なスキルを指導します。また、療育は原則としてお子様と担当者の1対1場面で行いますが、同様のニーズをお持ちのお子様が他にもいらっしゃる場合に、グループでの活動の練習を合同で行うこともあります。


 よくある事例相談 Ⅱ ことばの獲得
ことばの遅れが見られ、
年齢相応なことばでのコミュニケーションができない
ことばの遅れの程度にもよりますが、発語が全く見られないお子様の場合は、音を出す発声練習や、言葉を聞いて理解する練習から始めます。発語が少しあるお子様の場合は、発声を明瞭にする練習や、ことばで要求ができるように練習を行います。単純に語彙を増やすというだけでなく、日常生活に使えることばを練習することを大切にしています。


 よくある事例相談 Ⅲ 学習支援
読み・書き・計算ができずに、学校での勉強についていけない
学習に困難を抱えているお子様は、学校での失敗体験を繰り返しているために自信をなくしていることもよく見られます。まずはお子様のできるレベルの課題から始め、「できた」という体験を増やし自信を取り戻した上で、少しずつ段階的に課題のレベルをステップアップしていきます。


 よくある事例相談 Ⅳ 
  生活スキル・ソーシャルスキル支援

自立に必要な生活能力を身につけさせたい
お買い物やあいさつ、友達との遊び方など、日常生活や自立の上で必要と考えられるスキルを一緒に練習します。例えば、お買い物の場合はお金の出し方、商品の探し方、レジでの対応の仕方などをお店の場面を設定して練習し、その後実際にお店に出かけて買い物をします。


 よくある事例相談 Ⅴ 行動修正
家で兄弟に暴力を振るう、暴れるなどの対応に困る行動がある
他害、自傷、自己刺激行動、奇声、かんしゃく、物壊しなど家族にとって「問題行動」と思える行動であっても、お子様本人にとっては何か意味のある行動である場合があります。例えば、要求を伝える手段が暴力になってしまっていることなどが考えられます。問題行動に代わるより適切な行動を見つけ出し、その行動を増やしていけるように、ご家族の対応方法などについてコンサルテーションを行います。



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