2013年開催のワークショップの様子

 今年は3回シリーズで,「自信のある臨床心理士を目指す・体験型ワークショップ」と題して少人数のワークショップを企画しています。そこで先日行いました,6月開催のワークショップの様子をお伝えしたいと思います。

 

シリーズ全体の目的は,自分の中で目指している臨床心理士像を把握し,臨床心理士の資格を取得して,社会の中でどのように活かしていきたいのか,あらためて見つめ直す時間になればとの思いで企画しました。もちろん,臨床に携わる新人心理士同士の情報交換の場,または息抜きの場になればとも考えておりました。

6月は,採用面接の面接官として数多くのご経験がある講師より,一般的な面接試験のポイントから一般企業での面接試験と臨床心理士資格試験での面接試験の違いをわかりやすい資料をもとに説明していただきました。その上で,体験型ワークを行いました。ワークを行ったことで,見えてきた自分自身の問題点や目標点を振り返り,また他の参加者の考えを聞き自分への気づきになったかと思います。

 

休憩中は,初めて会った参加者同士が情報交換を行い,試験への意欲を掻き立てていたのは印象的でした。また終了後に参加者から「受けるまで少し不安もありましたが,とても楽しく積極的に学ばせていただきました。自分の考えを整理することができたのでいい機会をいただけました」「全体的に楽しかったです。参加型だったのがよかったです」「気持ちだけが焦っていて,忙しさにかまけて勉強が不十分な状態でした。面接が特に心配でしたが,アットホームな雰囲気で楽しかったです。教えていただいたことからしっかり試験対策をしたいです。」などの感想を寄せていただきました。6月にご参加下さった皆様,お忙しい中お越し下さり本当にありがとうございました。

 

 来月も開催予定です。来月は最終回ですので,より実践的な内容となります。例えば,講師が面接官となり,面接を体験していただいた上で気付いたことの振り返りや,今からでも間に合う面接を受ける際の自分対策の方法をお伝えする予定です。もちろん,来月も参加者同士の情報交換の場や息抜きの場になればと思っております。7月だけの参加でも問題がないように中身を考えておりますので,どうぞ一緒に楽しく学んでみませんか?

 

 スタッフ一同,心よりお待ちしております。

2013年07月01日