開設25周年記念シンポジウム・ワークショップ

認知行動療法を学校・福祉・職場に活かすために

 本研究所は,総合病院精神科に勤めていた所長の「敷居が低く,早期支援ができる場所を提供したい」という思いにより1991年に開設され,地域の方々の日常から学校や職場における“こころ”の健康・発達の支援を25年間行って参りました。近年,認知行動療法・応用行動分析学を用いたカウンセリングや療育,コミュニケーション・スキルの向上を目指したプログラムの作成なども行っています。これらの療法は,「治す」ではなく,「学ぶ」を基本理念としており,個人や集団の特性や環境を考慮して,個々が「できること」を一緒に考えていきます。

 

日時:2016年8月28日(日) 第1部 10:00-12:00 第2部 13:00-16:00

 

対象者:保育園・幼稚園・学校の教員,スクールカウンセラー,職場メンタルヘルス推進担当者,人事労務担当者,臨床心理士および資格取得を目指す大学院生・学部生,医師,看護師,その他興味のある方

 

お申し込み方法:(株)みどりトータル・ヘルス研究所宛(workshopmidori-th.com)に以下の項目をご記入のうえ,メールにてお申込みください。

①ご氏名(ふりがな)

②ご所属

③参加希望(1 部のみ・2 部のみ・両方)⇒2 部の希望ワークショップ

④ご連絡先

⑤臨床心理士資格の有無 ⇒臨床心理士番号

⑥領収書の要・不要

 

詳細は25周年記念シンポジウム・ワークショップのご案内をご参照ください。

 

第1部 シンポジウム 10:00-12:00
「認知行動療法を学校・福祉・職場に活かすために」
司会:本岡寛子(近畿大学)
「『気になる子』を支える学級づくり:SSTを通してサポーティブな学級集団を作る」
大対香奈子 (近畿大学)
「『学び』につながる教え方:応用行動分析学とインストラクショナルデザイン」
野田航(大阪教育大学)
「明るい家庭を目指した前向きな発達支援:積極的行動支援(PBS)の基本的な考え方」
藤田昌也(株式会社 みどりトータル・ヘルス研究所こども行動療育教室)
「ストレスチェック後のサポートづくり:キャリア支援・復職支援に活かす認知行動療法」
本岡寛子(近畿大学)
第2部 ワークショップ 13:00-16:00
ワークショップ1 藤田昌也「発達障害のあるこどもへの教育的な支援方法」
ワークショップ2 大対香奈子・野田航「学校での子どもたちのニーズに応える応用行動分析学の技法」
ワークショップ3 本岡寛子・三田村仰(立命館大学)「職場での高ストレス者への支援に活かす認知行動療法」

アクセス

JR天王寺駅,地下鉄天王寺駅,近鉄大阪阿部野橋駅下車,徒歩約10分。
JR寺田町駅下車,徒歩5分

2016年05月01日