第4回『学習指導に活かす応用行動分析学』
- オンライン研修シリーズ2021は終了しました。
2022年度の概要へ移動 - 日時
- 2022年3月20日(日) 13:00-15:00
- 講師
- 野田航(大阪教育大学教育学部初等教育講座 准教授 / みどりトータル・ヘルス研究所)
- 対象
- 学校の教員,福祉施設職員,心理師/士,大学院生等
応用行動分析学は,様々な行動問題の解決に利用されていますが,読み書き計算のような基礎的な学業スキルの指導にもその考え方を活かすことができます。子どもたちの行動問題の背景には,「勉強が分からない」ことが大きく影響していることも少なくありません。「勉強が分からない」のに授業参加を促進する(例:「話を聞こう」と声をかけて褒める)働きかけ“だけ”では,問題が解決しないことも多いのです。
本ワークショップでは,“学習の問題”を具体的な行動と環境との相互作用の観点から捉え,どのように学習問題を捉え,アセスメントし,指導計画を立てるのかについて,演習を通して学んでいきます。特に読み書き計算等の基礎的な学業スキルに焦点をあて,上手に教えるコツをお伝えします。
※ 臨床心理士資格更新ポイントを申請する予定です。ただし,要件を満たすためには全4回の研修シリーズのうち3回以上を受講する必要があります。オンデマンド配信での受講も対象となる予定です。
参考図書:柘植 雅義 (監修)・奥田 健次 (編著)(2018)教師と学校が変わる学校コンサルテーション